カーテンを最後に洗ったの、いつか思い出せますか?
カーテンは、ホコリや排気ガス、結露の湿気を受け止め続けている大きな布です。
放っておくと黒ずみやカビの温床になりますが、多くは自宅の洗濯機で洗えます。
ここでは、カーテンを洗う頻度の目安と、洗濯機での手順、カビの対処法を見ていきます。
カーテンを洗う頻度の目安
結論からいうと、レースカーテンは年2回、厚手のカーテンは年1回が目安です。
レースは窓に近く、結露や外からの汚れを直接受けるため汚れやすいです。
道路沿いのお宅や、料理の煙が届くリビングでは、もう少しこまめでもいいくらいです。
洗う時期は、乾きやすい春から夏がおすすめです。
年末の大掃除でまとめて洗うより、暖かい季節のほうが失敗しません。
洗う前の準備
まず、カーテンの洗濯表示を確認してください。
洗濯機や手洗いのマークがあれば、自宅で洗えます。
バツ印のもの、遮光や防炎などの機能性カーテンは、クリーニングに相談してください。
洗えることを確認したら、次の準備をします。
- カーテンをレールから外し、フックをすべて取る
- ベランダなどで軽く振って、ホコリを落とす
- 汚れが目立つ部分に、おしゃれ着用洗剤の原液をなじませる
- 汚れやすい上部のヒダと裾が外側にくるよう、蛇腹(じゃばら)にたたむ
フックを付けたまま洗うと、生地に穴があいたり洗濯機を傷めたりします。
面倒でも、必ず外してから洗ってください。
洗濯機での洗い方
たたんだカーテンを洗濯ネットに入れ、洗濯機へ。
コースは「手洗いコース」や「おしゃれ着コース」など、弱い水流を選びます。
洗剤は色あせを防ぐため、おしゃれ着用の中性洗剤がおすすめです。
大事なのは脱水で、30秒程度の短時間にとどめてください。
脱水しすぎると、取れにくい強いシワが残ってしまいます。
干し方は「カーテンレールに戻す」でOK
カーテンの干し方は、意外なほど簡単です。
洗い終わったらすぐに取り出し、フックを付けて元のレールに吊るします。
カーテン自身の重みで、シワが自然に伸びてくれるんです。
窓を開けて風を通せば、乾きも早くなります。
床や窓が濡れないよう、下にタオルを敷いておくと安心です。
厚手で重いカーテンは、物干し竿2本にまたがせる「M字干し」にすると乾きやすいです。
カビが生えていたときの対処法
レースの裾に出やすい黒い点々は、結露によるカビです。
軽いカビなら、酸素系漂白剤でのつけ置きが有効です。
40℃前後のぬるま湯に溶かし、30分〜1時間置いてから通常どおり洗ってください。生地の裏にタオルを当て、ブラシでたたいてカビをタオルに移す方法も効果的です。
一方、根が深く黒く残ったカビはクリーニング店でも対処が難しいです。
落とせなかったりカーテンの色素事落とさなければいけなかったりするケースも少なくありません。
時間が経つほど落ちにくい、はカーテンも例外ではないので、たまにカーテンの様子を確認することをおすすめします、
- フックを付けたまま洗濯機に入れる
- 塩素系漂白剤で色柄物のカーテンを漂白する(色が抜ける)
- 乾燥機にかける(縮みの大きな原因)
- 脱水を長くかけて、シワだらけにする
- 生乾きのままヒダをたたんで放置する
現場から一言
カーテンは「部屋のなかで一番大きなフィルター」だと思ってください。
窓からの汚れと室内のホコリを、両側から受け止め続けています。
お預かりして洗うと、すすぎの水の色に驚かれる方が本当に多いです。
洗い上がりは色がワントーン明るくなり、部屋の印象まで変わります。
家庭洗いで多い失敗は、厚手カーテンの縮みです。
丈が2〜3cm縮むと窓との間にすき間ができるので、迷ったらプロに任せてください。
まとめ
最後に、この記事のポイントをチェックリストでおさらいします。
- レースは年2回、厚手は年1回、乾きやすい季節に洗う
- 洗濯表示を確認し、フックは必ず外す
- 蛇腹にたたんでネットへ、中性洗剤の弱水流コースで
- 脱水は30秒、干すのはカーテンレールに戻すだけ
- 軽度のカビは酸素系漂白剤のつけ置き、ひどくなるとプロでも難しい
カーテンがきれいになると、窓まわりの空気まで変わった気がしますよ。
次の晴れた日に、ぜひ試してみてください。
よくある質問
Q. カーテンを洗っている間、窓はどうすればいいですか?
半日ほどで乾くので、その日のうちに元に戻せます。
目隠しが心配な場合は、レースと厚手を別の日に分けて洗ってください。
Q. 遮光カーテンも自宅で洗えますか?
裏面にコーティングがあるタイプは、水洗いで劣化することがあります。
洗濯表示がバツの場合は、無理せずクリーニングに相談してください。
Q. 縮んでしまったカーテンは元に戻せますか?
一度縮んだ生地を家庭で戻すのは難しいです。
アイロンのスチームで多少伸びることはありますが、過度な期待は禁物です。
特に初洗いのカーテンは、高確率で若干縮みます。
縮むことを想定したうえで、やや長めのカーテンを購入することも選択肢の一つです。
Q. フックごと洗ってしまいました。大丈夫でしょうか?
生地やネットに引っかかっていないか確認してください。
破れがなければそのまま乾かして問題ありませんが、次回からは外すのが安全です。
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